大阪市大正区の田中屋酒店さんでブルースライブ
大正区、大阪市には合計24区もあるのですが、大阪の中心から海側に位置する工業の街です。
大正区の名前は、大阪を流れる木津川に架かる大正橋(たいしょうばし)から命名されました。大正橋の名称は大正4年に完成したことに由来し、大正区は昭和7年設置された区であります。
大きな企業の工場がたくさんあり、運河が資材や製品の物流に、大きな船が通るので人の渡れる橋があまりありません。勤務先の工場へ行くのには今でも運河の小さな渡し船が現役で運営されています。通勤や買い物には自転車、運河を渡るのに渡し船と、とても雰囲気のある大阪の一部でもあります。また沖縄出身の方がたくさん住んでおられるのでも有名です。
2009年の4月にこの大正区の運河を自転車で順番に渡りのんびりと過ごしました。
http://www.bluesharp.jp/blog/2009/04/post-70a4-1.html
ちょっと覗いてみてください。
田中屋酒店さんは南恩加島にあります。南恩加島(みなみおかじま)地名は、江戸時代にこの地を開発した岡島嘉平次に由来するそうです。開発者・岡島嘉平次への敬意を示すため、この地を担当していた代官が「岡島」を「恩加島」の表記に変更したそうです。昔は海であったところ埋めた立てて開発したのですね。
田中屋酒店
店内は立ち飲みができる酒屋さん、昔はこのような店が大阪にはたくさんありました。夕方からは通勤帰りのサラリーマンがちょっと1杯を安く楽しめる、お客さんが同士がすぐにうちとける、お酒の値段は店頭価格、おつまみは関東煮(かんとうだき)、するめ、おかきなど手間のかからないアテがでます。
お店のなかには昭和レトロな看板やポスタ―が貼ってあり、これもまた私たち、昭和生まれには懐かしく、居心地がよいのです。また、店主の音楽好きからお店の中でライブができるようにされたそうです。お客さんは地元大正区にお住まいの方がたくさん来られます。
4月9日(土)徳川ブルースバンドのライブ、最後の方の曲でハープで参加させていただきました。
4月23日(土) 中村みずほ ブルースバンド、またまた飛び入りで参加させていただきました。
ライブ終了後は、ブルース好き、ハモニカ好きなお客さんもおられて、お店のアコギでセッションが始まり、ワイワイ言いながら歌って、しゃべって、閉店まで楽しみました。
ライブバーとかとはまた違う雰囲気でとてもよいところです。