奈良 鴻池運動公園から若草山頂上 ゆっくりジョグ
60歳を過ぎると、色々と健康にも気を使わないと、仕事も遊びも思うようにならないと、つくづく感じます。
去年は惨敗で10kmでバスに乗せられた『軽井沢ハーフマラソン』に、今年も再度チャレンジをするのですが、あえて自分をそこへ追い込む私流のやりかたでいいのかどうか? 何事も目標がないと進歩はしないように思います。
少し日が登るのも早くなり暖かくなってきましたので、久しぶりに若草山の頂上までゆっくりジョグをしてきました。
コースは鴻池運動公園をスタート、東大寺転害門、二月堂、手向山八幡宮、若草山麓、春日山遊歩道に入って月日亭、若草山山頂、往復12kmです。
転害門。境内西北、正倉院の西側にあり、三間一戸八脚門の形式をもつ堂々とした門。平重衡の兵火(1180年)、三好・松永の戦い(1567年)の2回の戦火にも焼け残った寺内で数少ない建物のひとつで、天平時代の東大寺の伽藍建築を想像できる唯一の遺構である。鎌倉時代の修理で改変されているが、基本的には奈良時代の建物です。
右、大仏 左、二月堂。 おそらくこの辺りは僧房やお寺の建物があって道がわかりにくかったのではないでしょうか。
約1200頭ほど生息していて、国の天然記念物に指定されている野生動物です。公園では鹿せんべいを買って与える観光客もいますが、ほぼ公園内の草を食べているようです。
二月堂裏参道。東大寺大仏殿の南側は観光客でいつもいっぱいであるが、北側の裏参道は静かで落ち着いています。夏でも冬でも、趣のある石畳と土壁の道。
関西では、奈良のお水取りが終わらないと春にならないと言われています。旧暦2月に「お水取り(修二会)」が行われます、現在では3月1日より2週間にわたって行われています。二月堂は平重衡の兵火(1180年)、三好・松永の戦い(1567年)の2回の戦火には焼け残ったが、寛文7年(1667年)、お水取りの最中に失火で焼失し、2年後に再建されたのが現在の建物である。本尊は大観音(おおかんのん)、小観音(こがんのん)と呼ばれる2体の十一面観音像で、どちらも何人も見ることを許されない絶対秘仏である。建物は2005年12月、国宝に指定されています。
東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)は、天平勝宝4年(752)、東大寺開山良弁僧正(ろうべんそうじょう)の高弟、実忠和尚(じっちゅうかしょう)によってはじめられたと伝えられます。以来一度も途絶えることなく続けられ、今年2014年で1263回目を数えました。
二月堂からの景色。
大仏殿の屋根の金の鯱が光ります。
行法味噌で有名な茶店、龍美堂、ここでぜんざいやワラビもちがいただけますが、早朝のため開店していません。
登り道を登りきると交番があります。遊歩道の登り道は2.5kmほどらしい。
もう一時間以上も汗をかいていますので水分の補給です。
はちみつゆず150円にしました。 4月からはいくらか値上がりでしょう、きっと。
若草山は山全体が芝生でおおわれており、三つの笠を重ねたようなので三笠山ともいいます。
高さ342m、広さが33haあり、山内のあちらこちらで鹿を見ることができます。
山麓、一重目、二重目、山頂(三重目)で三笠です。
関西はどら焼きのことを『三笠饅頭』と言う。
奈良に来ればお土産は三笠饅頭だ。
大正天皇の第4皇子、三笠宮の宮号は、1935年(昭和10年)12月2日に崇仁親王が成年式を行った際に賜ったもので、阿倍仲麻呂の和歌「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」に出てくる奈良の三笠山にちなんで命名された。
東大寺大仏殿、池に映るこの景色がいい。
週に3回程度ゆっくりジョグは体によいように思います。 一日の始まりに軽い運動で体温も上り、胃腸の調子も良くなってきました。
心肺機能も上がればハーモニカの息継ぎも楽になってきました。